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国立昭和記念公園 コンテナ型オープンカフェ開業

更新日:2020年3月22日

テーマ:移動可能な仮設店舗でしか建築許可がとれない。


JR西立川駅に隣接したとてつもなく大きな(180ヘクタール)有料公園である。

日比谷公園での実績が認められ、出店の依頼があったものの、クリアすべき課題があった。

園内での建物は建築許可は民間に許可することはできない、ということ。



言い換えれば建物は移設可能な(一年毎に移設可能な)状態でなければならない。とても、年毎に店舗を移動しては採算が合わなくなる。

コンテナ型移動店舗

そこで考案されたのが海上コンテナを利用した移動可能な店舗、呼称「MOCA」と名づけたムービングカフェである。

海上コンテナであれば厨房や看板を設置したまま、専用トラックで移動できる。移動はクレーン付きのユニック車で釣り上げれば移動できる。夏はプール施設が開園するのでビジネス上はプール内カフェの方が採算がよい。これが20フィートコンテナ型「MOCA」の登場となった。

後に、この海上コンテナは建築許可が取得できる構造材で構成することにより建物として利用される事になる。遊休地の一定期間の利用や、離島などの建設費が割高な地域に住宅として普及してゆくこととなる。


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